近年、少子高齢化や生活環境の変化から家族のあり方も多様化しています。様々な文化が交錯する現代社会では、宗教観や葬法もこれまでの慣習に基づくものよりも、より故人を偲ぶ気持ちや思い出に重きをおく傾向がみられるようになってきました。

こういった時代の風潮から、最近では手元供養が注目されています。特に骨壺は、仏壇のない部屋にも安置できるスタイリッシュなデザインから、仏壇の中に並べても他の仏具との調和を乱さない小型で落ち着いたものまで、豊富なバリエーションがあると人気です。

そもそも骨壺とは古代の蔵骨器からはじまり、火葬墓とセットでした。明治時代まで土葬が一般的だった日本では、明治以降に火葬が広まると共に浸透していきます。遺骨を美しい容器に入れて墓に納めるという風習は、釈迦の舎利信仰がはじまりだったとされています。仏舎利とは釈尊の遺骨のことで、伝説ではこの遺骨の分配を巡り8つの国が争ったのだとか。古くから、洋の東西を問わず遺骨は大切なものだったのですね。

しかし、最近では少子化や未婚率の上昇などを背景に、お墓を継ぐ人が減っているのが現状です。お墓が住まいから遠く、経済的にも心理的にも負担が大きいと感じる人の増加から『墓じまい』や『仏壇離れ』を選ぶ人が増えています。そのため、これまで当然のようにお墓とセットで売られていた骨壺が見直されるようになってきたのです。

ご自身のライフスタイルや、安置する場所でデザインや素材を選べる骨壺。 例えば「お父さんは海が好きだったから」と青色の骨壺を選ぶ方もいれば、「家族で行った思い出のコスモス畑」をいつでも思い出せるよう、職人にコスモスの絵付けをしてもらって一点物を作られる方もいます。

故人の死を悲しむばかりの供養ではなく、あえて生活の中や身近なところに骨壺を置くことで、その人を想い続ける新しい供養のかたち。移り行く時代の中で、大切な人の弔いはこれからもっと身近になっていくかもしれませんね。

 
 

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